新潟事務所

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若手職員が語る、論文式試験直前期の勉強法

皆さん、こんにちは!

まずは8月の短答式試験を受験された皆さん、お疲れ様でした。

短答式試験から2週間ほどが経過し、皆さんは論文式試験に向けて直前期の追い込みをかけている頃かと思います。

そんな皆さんの一助になればと思い、今回は昨年の論文式試験に合格された小林さんと野田さん、またスタッフ3年目の大谷地さんに集まっていただき、お話を聞いてきました。

 

 

皆さん、本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。

早速ですが、皆さんそれぞれの自己紹介と受験歴を教えていただけますでしょうか。

小林:小林 祥子(こばやし しょうこ)です。私は2019年5月の短答式試験に合格し、そのままの勢いでその年の論文式試験に合格しました。受験回数は短答式試験が2回、論文式試験が1回です。

野田:野田 翔磨(のだ しょうま)です。私は2017年5月の短答式試験に合格しましたが、論文式試験の合格までは少し時間がかかってしまいました。3度目の正直として2019年の論文式試験を受験し、合格することができました。受験回数は短答式試験が2回、論文式試験が3回です。

大谷地:大谷地 明希(おおやち はるき)です。私が合格したのは少し昔のことで、2016年12月の短答式試験に合格し、翌年2017年の論文式試験に合格しました。受験回数は短答式試験が3回、論文式試験が1回です。

 

直前期の勉強方法

 ありがとうございます。

 さて、今回のテーマであります「論文式試験直前期の勉強方法」についてお聞きしていきたいのですが、皆さん直前期の勉強方法として意識していたことはありますか?

 小林:私は5月に短答式試験を受験し終えるまで租税法と経営学の勉強は全くやってこなかったので、まずは一通り講義を受講しました。直前期の勉強時間のうち半分は租税法と経営学に費やし、残りの時間は企業法や監査論など、理論科目に費やしました。論文式試験は論述が必要な問題の比率が非常に高く、とにかく論述の出来が合否を分けると思っていたので、テキストを読み返すなどして記述ができるように対策しました。計算はほとんど手を付けず、答練で出たときに解く程度でした。勉強時間の比率としては、計算が2割、理論が8割といったところです。

 野田:私も小林さんと同じく理論科目が中心で、計算はメンテナンス程度でした。私は前年の論文式試験で租税法の科目合格をしていたので、租税法を勉強する必要がありませんでした。ですので、浮いた時間は企業法と監査論に充てて、比較的平易な論点や問題を本番でも解けるようにインプットしていました。勉強に使ったのは基本的にはテキストですが、企業法だけは記述の量が他の科目に比べて格段に多く、論文としての形式も整える必要があるので、テキストよりも本番の形式に近い問題集を使うことをお勧めします。

 お二人とも理論科目を中心に勉強されていたのですね。大谷地さんはいかがですが?

 大谷地:私もお二人と同じく理論科目を中心に勉強していましたが、計算科目には毎日触れていました。具体的な方法としては、毎日朝答練を1回分解く、というものです。経営学だけは朝答練はなかったので問題集や答練を使っていました。また、理論科目については使う教材をテキストや基礎問題集に限定し、基本的な問題を完璧に書けるようにテキストを読み込んで理解を深めていました。

 

おすすめできない直前期の勉強法・過ごし方

 ありがとうございます。それでは反対に、「直前期にこれをやるべきではない、おすすめできない!」という勉強や過ごし方があれば教えてください。

 小林:私は答練を解いたら解きっぱなしにせず、必ず解説を読んでどこをどう間違ったのか、正答するためにはどこに気を付ければよいか意識していました。これは直前期でも同じことが言えると思います。直前期であっても、もしかしたら試験本番に同じ問題が出るかもと思い、手付かずにせず理解するようにしていました。

 「直前期であっても理解することを放棄しない」ということですね。ありがとうございます。

 野田さんはいかがでしょうか。

 野田:私は必ず試験前日に会場の下見を行っていました。電車の時間や会場までの道のりを事前に把握しておくことで、遅刻して受験できなくなることや、ギリギリに到着して平常心を失ったまま試験に臨むことを防ぐためです。また、直前期は無理に勉強をせず疲れを溜めないように体調を管理することも意識していました。直前期こそ、体調の管理は重要だと思います。

 確かに、体調を崩して勉強できないのは直前期では大きなリスクですね。

 大谷地さんはいかがですか。

 大谷地:直前期は勉強の範囲を広げすぎてはいけないと思います。試験が近くなって、答練や模試で難しい問題が出ると「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と難しい問題にも手を付けようとしてしまいがちですが、それで手を広げてしまうと基礎的な論点もおろそかになってしまうリスクがあります。直前期こそ手を広げ過ぎず、半分の受験生が解ける問題を確実に解けるような準備をすべきだと思います。

 

受験生に向けたエール

 ありがとうございます。最後に、今年の論文式試験を受験する受験生に一言お願いします。

 小林:昨年までと大きく異なる状況の中ここまで勉強を続けてきた皆さんは本当にすごいと思います。皆さんがやってきた勉強を信じて、あと2ヶ月頑張ってください!

 野田:今年は新型コロナウイルスの影響でイレギュラーな年となっております。でも慌てずに、体調に気を付けながらあと2ヶ月勉強して、自信をもって試験本番を迎えてください!

 大谷地:論文式試験まであと2ヶ月。短いようですが、まだまだできることはたくさんあるはずです。最後の一瞬まであきらめず、「自分は必ず合格する!」という覚悟をもって頑張ってください!応援しています!!

 力強いエール、ありがとうございました。

 本日はお時間をいただき、本当にありがとうございました。