3つの業務で育まれる付加価値(監査、IPO、アドバイザリー)
皆さま、こんにちは。札幌事務所のY. Takigahiraです。
監査法人には多種多様な業務があります。
特にトーマツでは、監査、IPO(スタートアップ支援を含む)、アドバイザリーなど幅広い業務に関わるチャンスがあります。以下、順を追ってご紹介します。
■会計監査の知識はIPOに不可欠
IPOの過程にある会社によく見られるのは、ビジネスアイディアを形にして事業規模の拡大を優先するものの、経理や人事などの管理部門の業務は後手に回りがち、というケースです。
こうした会社はコーポレート機能の仕組み化が十分になされていない場合が往々にしてあります。そのため、私たちが会計監査の経験で培った「あるべきコーポレート機能」の導入を助言し、会社としてレベルアップするために伴走します。
このように、IPOには会計監査の知識が不可欠だと感じます。
■IPOの経験がアドバイザリー業務に生きる
ある程度IPO業務を経験すると、経営者の悩みがどこにあるのか、管理部門の担当者はどこでつまずくのか、どこを改善すれば会社の成長が加速するのかというノウハウが蓄積されます。こうした課題抽出・整理の経験は、アドバイザリー業務にも活用できます。
IPOで培った課題抽出・整理の経験をもとに、会社が最優先で取り組むべき課題を提示することができれば、クライアントの「参謀」として、質の高いアドバイザリー業務が可能となります。
■アドバイザリースキルは会計監査に大いに役立つ
最後に、アドバイザリー業務と会計監査の関係です。アドバイザリー業務の基本動作としてよく言われるのは、「仮説思考」です。この仮説思考を意識しておくと、バラバラに見える情報をつなぎ合わせて様々な可能性を見出すことができ、会社のアクションを予想しやすくなります。
また、アドバイザリー業務のもう一つの基本動作に「プロジェクトマネジメント」があります。これはプロジェクトのゴールに向かって、チームメンバーの進捗管理を行い、スケジュールどおりに業務を進めるよう管理することです。これが上手な主査がいると、監査チームのパフォーマンスはかなり変わってきます。
以上のように、私たち公認会計士の仕事は会計監査だけではないこと、そして、いろいろな知識・経験・スキルを身につけることで高い付加価値を発揮できることがお分かりいただけたと思います。
札幌事務所で様々な経験を積みたい方は、ぜひ一緒に仕事をしましょう。
皆さまがトーマツに入社され、ともに切磋琢磨できる日を楽しみにしています。
(写真は4月に美瑛のパン教室に行った時のものです)
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