S.Yagi

グローバルな金融監査を通して、社会全体にインパクトを与える事象に関わる

金融事業部(東京事務所)
シニアマネジャー
2010年入社

S.Yagi

入社後、金融事業部(FIG※1)に配属。都銀、地銀などの監査や再生計画作成支援のアドバイザリー業務などを担当。
2013年から金融事業部(NSA※2)に異動。メガバンクを担当し、日本の会計・監査基準のみならず米国の会計・監査基準の監査に携わる。
2020年からビジネスセレクト※3(海外駐在員制度)でオランダのアムステルダム事務所に駐在し、現地の日系金融機関等の会計監査を行う。2023年に金融事業部への帰任を経て、現在はメガバンクを担当。


金融事業部では銀行、保険、証券会社など金融関連会社の監査を専門に行っており、金融特有のスキルや知識が身につきます。金融のことだけを深堀りするイメージがあるかもしれませんが、金融関連会社は一般事業会社を対象に融資や投資などのビジネスを行っているため、多様な会社の財務諸表を検証する機会も多く、金融の専門性に加え、幅広い知識を身につけることができます。

私自身はこれまで、主にグローバルに展開するメガバンクを担当し、日本の会計基準・監査基準のみならず米国の会計基準・米国監査基準の監査も行ってきました。米国監査基準は要求水準が高く、高品質な監査が求められるため、常に緊張感を強いられますが、監査人として、とても鍛えられ成長できます。また、メガバンクに関わることで、国内はもちろん、世界の市場に大きなインパクトを与える事象に関わるのはとてもエキサイティングな経験であり、大きなやりがいを感じています。

2020年から2023年までオランダのアムステルダム事務所で海外駐在を経験し、そこでは現地ローカルメンバーで構成される監査チームをリードする立場で、主にメガバンクを含む現地の日系金融機関の監査に従事しました。また、現地日系企業とのコーディネート業務も担当していました。これらの業務の中では、オランダ以外の様々な欧州国のDeloitteメンバーと関わる機会も多く、カルチャーや仕事の進め方などの観点で日本との違いを感じながらも、チャレンジングな日々を過ごすことが出来ました。このような海外駐在を通じたグローバルな監査を金融監査の中でも経験することが出来ます。

今後も、最新の国内外の金融に関する会計・監査実務を吸収していきながら、海外駐在を通じて構築した各国のDeloitteメンバーとのリレーションを生かし、さらにグローバルで活躍できる金融スペシャリストになることが目標です。

※1 FIG(Financial Industry Group)
※2 NSA(National Strategic Account)
※3 ビジネスセレクトについては、こちらをご覧ください。

 

My Well-being

休日は旅行に出かけて自然を満喫

長期休暇には海外旅行を楽しんでいます。写真は同僚の結婚式でハワイに行ったときのもので、式の後はオアフ島でマノアの滝を見てきました。滝が好きで海外の滝や「日本の滝百選」を制覇することを目標に休暇を利用して滝巡りを楽しんでいます。一番印象に残っているのは福島県にある三条の滝で、直瀑の大迫力にただただ圧倒されました。

八木 俊介 My Holiday

A.Tone

公的機関の様々な課題に寄り添い、国や地域の発展に貢献する

パブリックセクター・ヘルスケア事業部(福岡事務所)
シニアマネジャー
2009年入社

A.Tone

入社後、大阪事務所にて監査業務を中心に担当。
2013年にパブリックセクター・ヘルスケア事業部(PSHC)へ異動後は監査業務のほか、全国を横断したプロジェクトに関与し様々な自治体へのアドバイザリー業務も担当。
現在は総務省地方公共団体の経営・財務マネジメント強化事業アドバイザー(公営企業関係)などの活動も行っている。
2024年7月からPSHC事業部福岡事務所に赴任。


PSHC事業部は、国や地方自治体、医療法人など団体ごとに会計基準が異なるクライアントを担当するので幅広い専門性が身につき、また経験を重ねることで分野に特化した専門家として活躍できるようになります。一般企業の監査に比べると担当している人数が少ないため、所属事務所の垣根を越えて全国のプロジェクトにアサインされ、仕事ができることも魅力の一つです。

私自身は地方自治体が運営する水道や下水道事業を多く手掛け、複式簿記の導入支援や経営計画の作成支援、抜本的な経営改革の支援を行ってきました。現在のインフラ設備は高度経済成長期につくられたものが多く、老朽化が進んでいるため今後は更新工事が必要になってきます。しかし多くの地方自治体は少子高齢化が進んでおり、人手も資金も減少する中で、インフラをどう維持していくかが大きな課題となっています。

そこで私たちは、収支の流れを可視化し資産価値を正しく評価するなど自治体の現状を明確にし、トーマツが手掛ける他の自治体の成功事例や先進的な取り組みを紹介し、解決の糸口を模索しています。また、自治体職員は数年単位で異動があるため、会計についての専門家でないことがあります。そのため、できるだけ専門用語を使わずわかりやすく説明し、協力関係を構築するよう心掛けています。財政が非常に厳しい自治体では画期的な解決策がなかなか見いだせないときもありますが、地域の人々の快適な生活を支える仕事なので非常にやりがいがあります。

PSHC事業部では、自治体職員向けの研修講師や選定委員といった公の仕事を任されることも多く、現在は総務省地方公共団体の経営・財務マネジメント強化事業アドバイザー(公営企業関係)に登録されています。これまでの経験と知見を生かし、より良い仕組みをつくるための制度改革に積極的に関わっていきたいと思います。

My Well-being

スポーツで心身ともにリフレッシュ

体を動かすことが好きで、休日はいろいろなスポーツをしていることが多いです。運動していると嫌なことも忘れることができ、とてもいいリフレッシュになります!ただ、それほど体力があるわけではなく、パブリックセクター・ヘルスケア事業部の同僚と大阪マラソンに出場した際にはペース配分を誤ってしまい、まさかのリタイアをしてしまいました。いつかリベンジしたいと思っています。

K.Nagaoka

長岡 健太郎
長岡 健太郎

地元企業の監査で幅広い経験を積みながら、地域金融の活性化に貢献

関西事業部(京都事務所)
シニアマネジャー
2009年入社

K.Nagaoka

入社後、京都事務所にて金融機関の監査を中心に担当。
2018年からは地銀監査の主査の担当に加え、日本公認会計士協会の業種別委員会の活動や、リクルート業務など、社内外問わず様々な業務に継続的に関与している。また、2024年にはサステナビリティ情報審査人の資格も取得し業務の幅を拡大させている。


地区監査の魅力は、製造、飲食、宿泊、製菓、運送業、金融、学校法人など多様な業種の監査・保証業務に携わることができるところです。規模的にも大企業から中堅企業まで幅広く、規模感も様々な複数の企業を比較しながら経験を積むことができます。私は主として金融機関を担当しており、クライアントからいろいろな相談を受ける中で、国内外および地域経済の温度感を常に感じています。

金融機関は人々の生活に関係が深く、まちおこしや事業承継といった地域経済の相談窓口になっているため、規制対応を含めた様々な助言を提供する機会も多くなります。その際、地区事務所内はもちろん、トーマツの組織力を生かし、ファイナンシャルアドバイザーやシステムエンジニアなど、専門家と協働しながらサービスを提供して地域経済の活性化に貢献しています。

トーマツではキャリアプランの希望が可能な限り通りやすいので、まずは監査・保証業務に従事しながら興味のある分野や関わりたい業種などをじっくりと吟味し、次のステップに進んでいくことができます。同じ事務所で一緒に仕事をした仲間がほかの事務所や部門、あるいは海外で活躍し、気軽に相談できる存在として成長していくのはとても心強く、法人にとっても私自身にとっても有意義なことだと思います。

どのような業務でも、まずは自分自身が楽しいと感じることを大切にしているので、業務を通じて知り合った世界中の専門家から継続的に刺激を受け、知識の向上に努めるよう心掛けています。また、そこで得た知識を周囲の人に伝える際、「なるほど、面白いですね。わかりやすいです」と言ってもらうためには普段から密なコミュニケーションを図ることが大切だと感じているので、今後もともに高めあえる良き仲間と信頼関係を築いていきたいと思います。

My Well-being

渓流で釣った新鮮な川の幸に舌鼓

おいしい魚が食べたくなると、大阪北摂や滋賀、京都の山に入って渓流釣りを楽しみます。四季折々の自然が感じられるのはもちろん、釣っている間は無心になって没頭できるのが釣りの魅力。釣った魚(アマゴ、山女魚など)は当日中に塩焼きや刺身にし、釣果を自慢しながら家族に振舞っています。

長岡 健太郎 My Holiday

K.Ogasawara

新しい分野やテクノロジーにも精通した高品質なアドバイザリーサービスを提供

監査アドバイザリー事業部(東京事務所)
シニアマネジャー
2008年入社

K.Ogasawara

入社後売上100億円ほどの上場会社を4社担当するなど、様々な業種の監査業務の経験を積む。2017年より暗号資産・ブロックチェーン領域の業務に携わり、2020年監査アドバイザリー事業部へ異動。現在では暗号資産・ブロックチェーンに関する会計アドバイザリー、内部統制構築支援、IFRS導入支援の他、書籍執筆など多岐にわたる活動に取り組んでいる。


私は暗号資産・ブロックチェーンに関するビジネスを行っている企業に対して、ブロックチェーンの信頼性評価といったテクノロジー特有のサービスのほか、会計アドバイザリー、内部統制構築支援、IFRS導入支援などの業務を提供しています。
ブロックチェーン特有の技術の難解さに加え、巧妙な手口の不正やセキュリティに関わるリスクも非常に高く、法律関係が未整備な新しい分野で前例のない新しい事例も多いため、常に慎重な判断が求められます。業務内容を様々な角度から精査しつつ、業務を拡大しなければいけないという難しさがある半面、トーマツとしての新たなチャレンジに最前線で自分が貢献しているというやりがいや新鮮味を日々感じています。
また、暗号資産・ブロックチェーン業務はその複雑さゆえに監査アドバイザリー事業部だけで完結するものではありません。金融やリスクアドバイザリー、ITの専門家、コンサルティングを扱うデロイト トーマツ グループの他ビジネスなど、それぞれの専門分野のプロフェッショナルとやり取りを重ねることは非常にエキサイティングであり、自身の専門的な知見がどんどん深まっていくのを実感しています。
トーマツは部署間の垣根が低く、各領域の専門分野に精通したメンバー同士が幅広く強固な連携を図ることができるため、多角的な視点で最適解を導き出すことができる組織です。そのため、非常に難解と言われる暗号資産・ブロックチェーン関連業務においても一歩抜きん出たサービスを提供しており、今後のトーマツの大きな強みの一つになると確信しています。

My Well-being

ホームベーカリーで朝食のパンを手作り

子どもが生まれてから、就業時間以外は家事に多くの時間を充てています。朝食当番を楽しく取り組めるように、ホームベーカリーでのパン作りを始めました。焼き立てのパンの香りが部屋中に広がっているときの気分の良さは、今までの生活では思いもしない発見でした。今年中にバターロールとクロワッサンを作れるようになることが目標です。

Y.Kobayashi

デロイト独自の情報とネットワークで、 変化する世界市場を先々まで読み解く

品質・リスク管理本部(東京事務所) 
シニアマネジャー
2008年入社

Y.Kobayashi

入社以来、東京事務所にて大手商社の監査やリファードイン業務を担当。
2014年にタレントセレクト(海外研修生制度)にてシンガポール事務所へ赴任、日系企業の子会社を含め、商社以外の監査も幅広く経験。帰任後は産休・育休を経て、大手商社の監査の他、サステナビリティ開示関連業務に従事。


日本を代表する大手商社の監査を担当しています。入社以来、10年以上商社の監査に関わり、現在のクライアントも長く担当していますが、商社のビジネスは市場環境によってめまぐるしく変化するため、飽きを感じることがありません。その都度、どのように会計処理すべきかについて検討が必要であり、常に新しい経験と学びがあることが商社監査の魅力です。特に近年は変化のスピードが加速し、先を読むことが難しくなっているため公認会計士が果たすべき役割がさらに増しており、常に変化に柔軟に対応し成長し続けることが求められています。

いつかは海外で働きたいと思っていたので、入社してからコツコツと英語を勉強していました。その甲斐あって、入社6年目にシンガポールへの赴任が決定。トーマツはやりたいと手を挙げれば必ずチャンスを与えてくれる環境であることを実体験でき、キャリア形成の大きな転機になりました。シンガポールでは日系企業の子会社を含め、商社以外の監査も幅広く経験しました。現地スタッフとのコミュニケーションについては、言葉や文化の違いによる難しさはありましたが、同じデロイトとしてマニュアルを共有していたことで、比較的スムーズに意思疎通を図ることができました。現在担当しているクライアントからもグローバルネットワークを生かしたアドバイスや情報提供などを求められることが多く、デロイト メンバーファームとしての強みを日々実感しています。

昨今、財務諸表関連情報のみならず非財務・サステナビリティ情報においても情報の信頼性に対する要求が高まっており、我々が監査業務を通じて培ってきた技術や経験を生かすことが期待されています。このような新たな期待にも応えられるよう、挑戦と研鑽を続けていきたいと考えています。

タレントセレクトについては、こちらをご覧ください。

My Well-being

子どもと一緒に野菜づくりに挑戦

家の近くに畑を借り、子どもと野菜を育てています。見るたびに大きくなっていく野菜と雑草から自然の偉大さを感じます。自分たちの手で育てた野菜の味はやはり格別です。子どもは土や虫などの自然に触れる時間をとても楽しんでおり、私自身も良い気分転換になっています。

H.Sumitomo

近い距離で経営者に寄り添い、二人三脚で地元企業の発展に貢献

関西事業部(高松事務所)
シニアマネジャー
2008年入社

H.Sumitomo

2008年高松事務所に入社し、早い年次から幅広い業務に関与。2018年に大阪事務所へ異動し、これまでとは異なる規模のクライアントの監査業務にも携わる。2023年に高松事務所に帰任し、地元企業と共に四国経済の発展に貢献することを目指し監査業務に従事している。


監査は変化し続ける。だからこそ常に成長を目指す

地区事務所の魅力は、早い段階から幅広い経験ができることです。私はこれまで小売業、製造業、電気通信業、国立大学法人、一般財団法人、信用金庫などの幅広い業種で、様々な規模の企業を担当してきました。グローバル展開している企業では、親会社の監査人として現地監査人とコミュニケーションを行い、TOBのような重要な意思決定を検討している企業では、経営陣と深い議論を交わす機会もあります。また、IFRSへ移行を進める企業も担当し、採用を検討している会計方針の妥当性の評価などを行っています。
それぞれの業種や市場環境、企業風土によって監査の在り方は異なり、常に変化し続けています。監査人はそれらを理解したうえで個々の企業に寄り添い、変化に柔軟に対応するため、常に新しい知識を習得し続ける必要があります。入社16年目の今も学ぶべき点が次々に出てくることが大変さであり、やりがいでもあると感じています。

大阪事務所での経験を生かし、高品質な業務を提供

入社以来、高松事務所で幅広い業務にチャレンジしてきましたが、一緒に仕事をしていた大阪事務所のパートナーから「今までの経験をさらに伸ばすためにも、より大きな規模の事務所で働いてみないか」と声をかけてもらい、5年前に大阪事務所に異動しました。大阪事務所では専門性の高いメンバーとの交流を通じて知見を広げることができました。現在は、高松事務所に帰任し、大阪事務所で得た知識や人脈を生かしながら、地元である四国の企業の課題解決を強くサポートしていきたいと思っています。

My Well-being

休日はゆっくりリフレッシュします。社内外の友人とアフタヌーンティーを楽しんだり、神社仏閣を巡ったり、ゆったりと穏やかな時間を過ごします。高松事務所に帰任した今は、社内外の方とゴルフに行く機会も増えました。

E.Fujine

トーマツの強固なグループ力を生かし、企業の株式上場や成長を力強くサポート

東日本第三事業部(東京事務所) 
シニアマネジャー
2008年入社

E.Fujine

2008年静岡事務所へ入社。2010年結婚を機に東京事務所へ異動し、ネットビジネスなどの新業種・業態やベンチャー企業の監査を担当する。2度の産休・育休を経て、現在では、監査業務のほかに非監査業務、稼働削減・高度化プロジェクト、新人育成など業務の幅を広げている。


監査を担当している企業の子会社に対するIPO業務のほか、非監査業務として決算業務の助言指導を行っています。IPO業務で関与する企業は成長過程にある会社が多く、M&Aによる株式取得や組織再編で急拡大したり、新規事業が急成長するなど、数年の間に会社のビジネスが大きく変わることが珍しくありません。その過程で、新たな課題が次々と出てくるので、変化に対応しながら課題を解決していくことに面白さを感じています。
また、新しいビジネススキームでサービス展開を行うスタートアップ企業も多く、事例が少ない中で会計処理の検討を行うことが難しい局面も多々あります。自分自身や監査チームの力だけでは対応しきれないときは、税務やIT、法務、ファイナンシャルアドバイザリーといった内部の専門家をはじめ、グローバルネットワークを生かして海外事務所に問い合わせるなど、トーマツのグループ力をフル活用して業務を進めています。様々な助言をいただきながら議論を重ね、納得できる解決方法が見つかったときの達成感は格別ですし、専門的な知識と豊富な知見を持つメンバーと一緒に仕事をすることで刺激を受け、新たな課題を克服するたびに自身やチームの成長も実感できます。
私は公認会計士を志したときから企業の伴走者になりたいと思っていたので、IPO業務には大きなやりがいを感じています。今後も企業の業務改善や価値の向上につながるアドバイスを提供するとともに、チームメンバーのキャリアプランや抱えている課題にも対応できるよう、きめ細かくコミュニケーションをとることを大切にしていきたいと思います。

My Well-being

遊ぶときは思いっきり遊んでリフレッシュ!

繁忙期以外は比較的自由に休暇が取れるので、学校の振替休日などで平日が休みになるときを狙って、子どもたちとテーマパークに行ったり、ミュージカルを観に行ったりと、積極的に出かけています。夏休みや年末年始などの長期休暇にもよく旅行に出かけており、家族と一緒に思いきり遊んで、次の仕事への活力にしています。

A.Fujiwara

リスクマネジメントの専門家として、複雑化するリスクを回避し企業を守る

リスクアドバイザリー事業本部(大阪事務所)
シニアマネジャー
2008年入社

A.Fujiwara

2008年に入社後、大阪事務所にて監査業務を中心に関与。
2016年からはITを活用した内部統制高度化・効率化やIT統制の監査、リスクマネジメント体制、内部監査体制構築といった内部統制や内部監査に係るアドバイザリー業務を担当し、企業活動に伴う様々なリスクや課題に対する知見を提供し続けている。


リスクアドバイザリー事業本部では、企業活動に伴う様々なリスクや課題に対する知見を提供しており、私はITを活用した内部統制高度化・効率化やIT統制の監査、リスクマネジメント体制の構築などITに関連するアドバイザリー業務を手掛けています。ITを活用することでリスク管理の徹底やリスクの低減が可能になりますが、きちんとしたITリテラシーがなければ情報改ざんなどのリスクが高まります。そのため、財務報告プロセスにおいてクライアントがどのようにITを活用しているかを理解し、使用機能と関連システムの管理体制を正しく評価して課題に対する指導を同時に行っていく必要があります。ときにはシステムの不具合によるサービスの停止や機能の悪用など、実際に起こった他社事例をクライアントの状況にあてはめ、起こりうるリスクを洗い出して一緒に対策を考えることもあります。

もともと非監査業務に携わりたいと考えていましたが、システム関係の知識はほとんどありませんでした。しかし、プロジェクトを通じてITを活用する際にどのような機能が重要なのか、どのような管理をしないといけないのかといったテクノロジーへの理解が深まりました。新たに得た知識を使ってクライアントを支援し、感謝されたときは監査業務とは違った喜びを感じられます。

今後はチームリーダーとして「クライアントのリスク回避につながることは全部提案する」という強い信念を持って、持てる力を全て発揮できるチームをつくり上げていきたいと考えています。そして、クライアントと絶対的な信頼関係を築き「認識しているが手に負えないから」と目を背けてしまっている課題もしっかりと掘り起こし、根本的な解決に導いていくような仕事がしたいと思っています。

My Well-being

子どもとの何気ない日常に癒される

在宅勤務の割合が高いため、家族と一緒に過ごす時間が多くあります。娘が好きなアニメを一緒に観たり、積み木を使って遊ぶなど特別なことをするわけではありませんが、娘がすくすくと成長する姿を間近に見ることができる日々に、小さな幸せを感じています。

T.Yoshioka

強固なネットワークを生かし、トーマツならではの高品質な監査を提供

中京事業部(名古屋事務所)
シニアマネジャー
2008年入社

T.Yoshioka

名古屋事務所へ入社後、運輸業を中心に大小さまざまな企業の監査に従事。
2020年東京事務所に異動し、IFRS監査や新たな業種の監査を経験ののち、2023年名古屋事務所に帰任。現在は上場企業の現場責任者として監査を担当。


監査業務を通じて、会計監査の基礎的な知識や視点を重点的に身につけられるのはもちろん、様々な業種や規模、組織体制のクライアントを担当することで幅広い経験を積み、公認会計士として成長する土台をつくることができます。私自身も、2020年から東京事務所に異動し、これまでとは異なる業種の初年度監査やIFRS監査などに挑戦しました。常に変化に対応しながら自分を磨き続けていく努力は必要ですが、年次を重ねるほどに新たな知識を習得し人脈を構築することができるため、次の目標に向けてますます監査業務への興味が深まっています。

東京事務所に異動してからは、名古屋事務所のメンバーと連携した監査に取り組み、また海外の現地監査チームや駐在員と連携するグローバル企業の監査チームの一員となりました。名古屋事務所に帰任してからは、セクター活動にも積極的に取り組んでいます。セクター活動とは、同じ業種に関与する監査チーム同士が地区をまたいで連携し、共通論点の協議などを通じて監査品質を向上させるトーマツの取り組みです。このようなグローバル、事務所間、監査チーム間でのネットワークを生かし、よりスケールの大きな仕事として取り組めるところが、トーマツで監査に携わる醍醐味の一つだと感じています。

リモートとリアルのハイブリット環境で、コミュニケーションの取り方が多様化している今、人と人とのつながりや直接会って話をする重要性を改めて実感しています。これまで以上にしっかりと相手の話を「聴く」ことにこだわり、クライアントはもちろんトーマツのメンバーに対しても理解を深め、揺るぎない信頼関係を形成していきたいと思います。

My Well-being

体を動かして心身ともにリフレッシュ

体を動かすことが好きで、運動する機会を積極的に作るようにしています。休日は家族と過ごすことが多く、山城巡りや自然散策、水泳などで心身ともにリフレッシュしています。

S.Aoki

急激に変化する世界情勢を読み解き、難易度が高い課題に向き合う

東日本第一事業部(東京事務所)
シニアマネジャー
2007年入社

S.Aoki

2007年短答式試験合格者のジュニアスタッフとして東京事務所へ入社、大手総合商社の監査を担当し翌年論文式試験に合格する。2017年タレントセレクト(海外研修生制度)にてニューヨークへ赴任し、帰任後の現在は海外で得た経験やネットワークを生かし、主査としてチームを率いている。

タレントセレクトについては、こちらをご覧ください。


入社以来、大手総合商社の監査に関与してきました。商社の監査の魅力は様々な経験ができる点にありますが、非常に大規模かつグローバルにビジネスを展開している世界的企業の監査・保証業務では、めまぐるしく変化する世界情勢に合わせて日々新たな検討要素が発生します。企業の動きや判断が、業界あるいは日本経済の動きに影響を及ぼす事例も多く、難易度が高い課題に対して慎重かつスピーディーな対応が求められます。業務は緊張の連続ですが、圧倒的スケール感の中で常に新鮮な気持ちで論点を検討しながら刺激を受けることができる環境であり、プロフェッショナルとしての成長を実感できます。
私のチームは大所帯で、外国人や海外赴任経験者、FWP適用者も多く非常に多彩です。様々なバックボーンや価値観を持つメンバーをまとめて目標達成に向かうのは容易ではありませんが、ニューヨーク赴任時代には、今の私のチーム以上に人種や文化の面でダイバーシティに溢れるメンバーが、お互いをリスペクトしながら生き生きと個性を発揮している環境を経験しました。その経験を生かし、チームを率いるうえでは、チームメンバー一人ひとりと丁寧に対話をして理解を示すことをいつも心掛けています。
今後は自身のチームをまとめるだけでなく、トーマツ全体の活動や人財育成にもさらに貢献したいです。また、ここ数年、ESGに配慮したサステナブル経営の重要性が世界的に高まり、特に世界中で様々なものを取引する総合商社の監査・保証業務にとっては不可欠な要素となっています。トーマツとしても力を入れている分野なので、ぜひ関連する業務に携わっていきたいと思っています。

My Well-being

年に3、4回の温泉旅行が家族の恒例行事

週末は2人の子どもたちと一緒に、近所の公園などで自然に触れ合いながら過ごすことが多いです。子どもは3歳と7歳の元気盛りで、一日中相手をするのは大変ですが、とてもリフレッシュできます。また、家族全員温泉が大好きなので、長期休暇や有休などを利用して年に3、4回ほど温泉旅行などに出かけるのが恒例行事になっています。