札幌事務所

金融監査の醍醐味

皆さま、こんにちは。2020年入社のN. Ohashiです。

 

 

 

 

 

 

   (右側の中央が私です)

 

私は札幌事務所で金融機関や小売、教育機関などをはじめとする様々な業種の監査業務に関与しています。札幌事務所に入社したきっかけは、自分の生まれ育った北海道で専門知識を活用して、地元に貢献できることに魅力を感じたからです。

 

今回は金融監査の醍醐味について、2点お伝えできればと思います。

1つ目は、自己査定監査です。
そもそも自己査定とは、金融機関が保有する資産を金融機関自身が個別に検討して、各資産の回収の危険性などに従って区分することを指します。
自己査定監査はこのような金融機関の区分判定が適切かどうかを判断する監査業務です。貸出金の区分判定については、貸出先の財務状況や経営成績等により判断することになりますが、貸出先の経営環境やビジネスモデルなど、様々な要素が区分判断に影響することになります。
こうした要素を考慮の上、監査を進めていくのが難しくもありますが、同時にやりがいでもあります。

 

2つ目は、一般事業会社の監査では得られない視点を得られることです。
わかりやすい例では、一般事業会社の財務諸表では、預金は借方に計上されていますが、金融機関の財務諸表では預金は貸方に計上されています(なお、金融機関の資産としての預金は「預け金」と呼んで区別しています)。この例に限らず、資金の供給側である金融機関から一般事業会社を見る経験は貴重なものだと思います。
また、1つ目の醍醐味の繰り返しになりますが、自己査定監査では複数社の財務諸表などを、短い期間で多く触れることができます。場合によっては同業種の会社の違いが見えてきたり、異業種の会社の類似点が浮かび上がってきたりすることもあります。

 

最後になりますが、私自身、就職活動時には様々な選択肢で迷いました。
しかし、たくさん迷ったからこそ、後悔のない選択ができたと思います!ブログをご覧の皆さまも、
ぜひ色々な機会を利用して、満足のいく進路選択をしてもらいたいと思います。

札幌事務所のリクルートイベントでお会いできることを楽しみにしております!

 

 

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