出身地以外の事務所への入社について
皆さまこんにちは!
広島事務所入社1年目のM.Jinnoです。
論文式試験を受験された皆さま、大変お疲れ様でした!
試験が終わって、すぐに就職活動が始まるため息つく暇もなかったかと思いますが、順調に進められているでしょうか?
東京エリアでは各種イベントもいったん一段落となっていますが、その他のエリアでは引き続きイベントが開催されています。
オンラインで参加できるイベントも多数あるので、ほんの少しでも関心のある地域については気軽に参加して、ぜひ様々な情報を比較しながら、候補を絞っていただければと思います!
今回のブログでは、自分自身の経験をもとに“出身地以外で就職した理由”についてご紹介します。
私は大学卒業まで関東に住んでおり、その後5年ほど前職がありますが、当時の職場もずっと東日本でした。しかし現在は縁あって、広島事務所に勤務しています。
実際に昨年、私も就職活動をしていましたが、合格発表直前まで東京事務所と広島事務所で迷っており、リクルーターの方に沢山相談して、最終的に広島事務所への入社を決めた経緯があります。
同じように事務所選びを迷っている方にとって、お役に立てれば嬉しいです。
どうして広島事務所へ入社することを決めたのか
個人的に広島弁がとても好きだったり、学生時代から広島に1度住んでみたいと思っていたことなど、細かい理由はいくつかありました。
ただ、せっかく公認会計士試験に合格して、新しいキャリアを歩むのだから、キャリアを第一優先に考えた事務所選びをしないともったいないという事も感じていました。
この辺りについて、就職活動の間に多くの社員・職員の方に質問や相談をしました。
当時感じた地区事務所の特徴として、「幅広い業種の監査に触れるチャンスがあること」という点があります。
例えば地域を支えるメーカーの監査を行いながら、金融、パブリックなどの業務に関与することもでき、また、難易度が比較的高いとされる科目や領域により早い年次から挑戦する機会が多い印象も受けました。
私は論文式試験終了後から合格発表までの就職活動期間の間に、今後携わりたい業務の方向性が明確に定まっていませんでした。
なので、最初はより広く選択肢のある環境に身を置いて、業務に関わる中で関心の高い領域を見つけ、自分の将来の方向性を決めたいと考えていたので、地区事務所の働き方は自分の考え方により近かったと思います。
加えて、今は広島の街がとても気に入っていますが、いずれ自分の方向性が決まったら、東京で大きなクライアントの業務に関与したり、海外業務にも挑戦したいと感じるかもしれません。
そうなった時には東京など他の地域への異動を希望する日が来る可能性もあり、そのようなモチベーションで広島事務所を選ぶことが迷惑にならないか、といった話も就職活動の際に正直に広島事務所の社員・職員に相談しました。
その際に、広島に残ってもらえるのが1番ではあるけど、他の地域へ行くことになっても、異動先で活躍できるようにしっかりサポートする、と言ってもらえたことで、最終的に広島事務所を選びました。
現時点で、まだ自分の中でキャリアの方向性は明確には決めきれていませんが、「様々な業務を経験したい」という希望を最大限に汲んでもらい、広島事務所だけでなく東京事務所のクライアントにも関与しているため、リモートと出張を組み合わせて、東京のメンバーとも一緒に業務することもあり、刺激の多い日々を過ごせています。
広島での生活について
関東に住んでいた頃との比較になりますが、広島はコンパクトで住みやすい街だと思います。
職場まで徒歩圏内に住んでいる同僚も多く、私も15分程度で事務所に着くため通勤は楽ですし、合格後に通うことになる実務補習所も市内にあり、アクセスしやすいです。
通勤時に満員電車に乗らなくて済むメリットはとても大きいと実体験ながら思います。
私自身は、市内でやや広めの家に住んでいますが、それでも家賃は入社1年目で無理なく住める価格帯であるという点も長所だと思います!
また、私は音楽のライブに参戦したり、演奏することが趣味ですが、関東では、ライブハウスには片道1時間程かけて行くことが多かったため、広島では、自転車で行ける距離にライブハウスが何軒もあって本当に感動しています!
楽器の演奏も、市内にスタジオがたくさんあるので仕事帰りに寄りやすく、近々バンドで演奏する予定があるため、今は日々スタジオへ練習に通っています。
(練習風景を撮影してもらいました)
さらに広島は、野球(広島カープ)をはじめ、サッカー(サンフレッチェ広島)、バスケットボール(広島ドラゴンフライズ)など、街全体でスポーツを応援しているところが特徴的だと思います。
中でもサンフレッチェ広島のホームスタジアムは、広島事務所から徒歩圏内なので、定時退社してそのまま同期とサッカー観戦をしに行ったりしています!
加えて広島には、牡蠣やお好み焼きをはじめ、汁なし担々麺、あなごめし、あげもみじ饅頭など、美味しいご当地グルメがたくさんあります。
牡蠣は、焼いてぽん酢などとあわせて食べるものが一般的だと思っていましたが、牡蠣のお店で、店員さんに「焼くより生牡蠣の方が美味しいんよ」とおすすめされて食べた生牡蠣がとても美味しかったです。
お好み焼きも、広島人なら誰しも行きつけのお好み焼き屋さんがあるとかないとか、それほど広く愛されているソウルフードですが、私も行きつけのお店を見つけて、毎回同じトッピングで注文しているので、最近では注文をする前に、いつものメニューが出てくるようになってとても嬉しい今日この頃です。
さいごに
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
各事務所それぞれに魅力や良さがあることは私自身も就職活動の時にとても感じましたし、だからこそ最後の最後までどちらに入社すべきか沢山迷いました。
このブログで地区事務所で働くイメージを膨らませることができていたら良いなと思いますし、もし就職した後で身の回りの環境が変わったり、違う領域に関心が向いた場合に異動や挑戦を後押ししてくれる環境があることも、トーマツで働く魅力の1つだと思います。
ぜひ就職活動期間中に沢山の人と話をして、自分がいちばん面白いと思える場所に飛び込んでいただければと思います。
皆さまの就職活動がより良いものとなることを願っています。
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