先輩紹介

グローバルな金融監査を通して、社会全体にインパクトを与える事象に関わる

金融事業部(東京事務所)
シニアマネジャー
2010年入社

S.Yagi

入社後、金融事業部(FIG※1)に配属。都銀、地銀などの監査や再生計画作成支援のアドバイザリー業務などを担当。
2013年から金融事業部(NSA※2)に異動。メガバンクを担当し、日本の会計・監査基準のみならず米国の会計・監査基準の監査に携わる。
2020年からビジネスセレクト※3(海外駐在員制度)でオランダのアムステルダム事務所に駐在し、現地の日系金融機関等の会計監査を行う。2023年に金融事業部への帰任を経て、現在はメガバンクを担当。


金融事業部では銀行、保険、証券会社など金融関連会社の監査を専門に行っており、金融特有のスキルや知識が身につきます。金融のことだけを深堀りするイメージがあるかもしれませんが、金融関連会社は一般事業会社を対象に融資や投資などのビジネスを行っているため、多様な会社の財務諸表を検証する機会も多く、金融の専門性に加え、幅広い知識を身につけることができます。

私自身はこれまで、主にグローバルに展開するメガバンクを担当し、日本の会計基準・監査基準のみならず米国の会計基準・米国監査基準の監査も行ってきました。米国監査基準は要求水準が高く、高品質な監査が求められるため、常に緊張感を強いられますが、監査人として、とても鍛えられ成長できます。また、メガバンクに関わることで、国内はもちろん、世界の市場に大きなインパクトを与える事象に関わるのはとてもエキサイティングな経験であり、大きなやりがいを感じています。

2020年から2023年までオランダのアムステルダム事務所で海外駐在を経験し、そこでは現地ローカルメンバーで構成される監査チームをリードする立場で、主にメガバンクを含む現地の日系金融機関の監査に従事しました。また、現地日系企業とのコーディネート業務も担当していました。これらの業務の中では、オランダ以外の様々な欧州国のDeloitteメンバーと関わる機会も多く、カルチャーや仕事の進め方などの観点で日本との違いを感じながらも、チャレンジングな日々を過ごすことが出来ました。このような海外駐在を通じたグローバルな監査を金融監査の中でも経験することが出来ます。

今後も、最新の国内外の金融に関する会計・監査実務を吸収していきながら、海外駐在を通じて構築した各国のDeloitteメンバーとのリレーションを生かし、さらにグローバルで活躍できる金融スペシャリストになることが目標です。

※1 FIG(Financial Industry Group)
※2 NSA(National Strategic Account)
※3 ビジネスセレクトについては、こちらをご覧ください。

 

My Well-being

休日は旅行に出かけて自然を満喫

長期休暇には海外旅行を楽しんでいます。写真は同僚の結婚式でハワイに行ったときのもので、式の後はオアフ島でマノアの滝を見てきました。滝が好きで海外の滝や「日本の滝百選」を制覇することを目標に休暇を利用して滝巡りを楽しんでいます。一番印象に残っているのは福島県にある三条の滝で、直瀑の大迫力にただただ圧倒されました。

八木 俊介 My Holiday