地方事務所の金融機関監査
皆さま、こんにちは!
新潟事務所スタッフのT.Takasawaです。
私は新潟事務所に入社後、主に金融機関を中心に上場企業の監査・保証業務に携わっています。
今回は「地区事務所の金融機関監査」というテーマで、金融機関のクライアントがある新潟事務所の魅力をお伝えします!
様々な会社の決算書を見ることができる金融機関の監査
皆さまは金融機関の監査と聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか。
一般事業会社ではなく金融機関となると、なかなか監査のイメージも湧きにくいという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、金融機関特有の監査手続の1つである「自己査定の監査」についてご紹介します。
自己査定とは、銀行などの金融機関が主に融資先の債務返済能力を決算書などの情報を基にいくつかの区分に分類することをいいます。
監査法人は、金融機関が行った自己査定が適切かどうかを確かめることになります。
自己査定の監査は、決算書から返済能力を読み取るだけでなく、数値以外の融資先の置かれた環境などもよく理解することが必要です。
融資先の理解を通じて、監査クライアント以外の様々な会社の決算書に触れることができる点が金融機関監査の魅力のひとつです。
一般事業会社の監査と同時に経験できる地方事務所の金融機関監査
地区事務所に入社するメリットは、金融機関監査に携わりながら、一般事業会社の監査も担当できることだと感じています。
新潟事務所には東京事務所のような金融機関監査の専門部署がありません。そのため、金融機関以外の一般事業会社など、業種の垣根を越えて様々なクライアントの業務に携わることができます。
自己査定の監査で培った決算書を素早く読み取る力や数値以外の企業の置かれている環境を読み取る力など、培った経験や知識を一般事業会社の監査にも生かすことができるのは、地区事務所で金融機関監査に携わる大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
その他にも、アドバイザリー業務に携わる中で、金融機関監査の経験があることでクライアントに説得力のある助言ができることもあります。
まだまだ伝えきれてはいませんが、少しでも金融機関監査の魅力が伝わっていましたら幸いです。また、先のブログのとおり新潟事務所は金融機関監査を含め、多様な業務を経験することができます。そのため、様々な業務を経験したい方にはとてもおすすめな環境です。今回、少しでも興味を持たれた方は、ぜひ新潟事務所のイベントにお越しください!
(右奥が私です。)
有限責任監査法人トーマツ定期採用公式アカウント
トーマツの定期採用に関するイベントやブログ等の更新情報をお知らせしていますので、
ぜひフォローしてください!(アイコンをクリック)