東日本第二事業部(東京事務所)
シニアスタッフ
2019年入社
H.Shima
入社後、製造業、小売業、情報通信業、飲食サービス業など様々なクライアントを担当。2020年公認会計士論文式試験に合格。
実務と勉強の両立について
働きながら試験合格を目指す上で一番の課題は仕事と試験勉強の両立だと思います。他の受験生に比べ試験勉強に充てられる時間は限られるため、勉強の質の向上を徹底しました。
ジュニアスタッフとして働きながら勉強をしていた時と、受験生時代とで特に異なる点は、勉強に対する姿勢でした。受験生時代には、目的(勉強の質の向上、ひいては試験合格)と手段(勉強時間)がすり替わっており、手段(勉強時間)を目的にしてしまっていたように思います。その点、働きながら限られた時間の中で勉強しなければならない状況はかえって、私に勉強の質の向上をもたらしたと言えます。
具体的には、朝・日中・夜で完全にオンとオフを切り替えて、日中は仕事に集中し、朝と夜は徹底的に勉強に集中しました。朝と夜しか勉強時間がないという危機意識の中で、今自分には何が必要で(計算力や論点ごとに身についてないもの)、何が不要か(論点ごとなどに既に身について反復して復習する必要がないもの)を洗い出し、最高率で稼働できるようになりました。
ジュニアスタッフとして働くメリット
トーマツのジュニアスタッフは、スタッフと同様の仕事を任されるため、仕事の内容はほとんどが監査論でいう実証手続(詳細テストや分析的実証手続等)などです。したがって上記の朝・日中・夜のうち、日中についても実は試験勉強(特に監査論や財務会計論)をしているようでした。元々、私がジュニアスタッフとして働きながら試験勉強をする覚悟をした大きな理由の一つが、試験勉強だけでは監査論のイメージが全くわかなかったためです。その点、実務は監査論の手続きを具体的に自らの手を動かして理解していくことになるので、仕事≒監査論の勉強という式が成り立ち、理解が深まりました。
また、ジュニアスタッフは試験の約2カ月半前から受験有給休暇が与えられているので、その期間は試験に集中できます。普段勉強時間が限られていた分、その最後の3カ月弱の勉強量や勉強の質はこれまでとは比べ物にならない程だったと思います。試験において最も重要な追い込み期間をそのような量と質で勉強できたことで、試験合格に繋がったと実感しています。実務と試験勉強の両立は簡単ではないものの、ジュニアスタッフとして働く事で却って勉強時間の集中力が高まった事は大きなメリットだったと思います。
My Well-being
旅行で気分をリフレッシュ
仕事以外のプライベートの時間はとても大切だと思います。
私は、土日や3連休、長期休暇を利用してよく旅行に行っています。