トップメッセージ

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包括代表 觀 恒平 Kohei Kan

1960年生まれ。横浜国立大学経営学部卒業後、1987年4月に、三田会計社(現 有限責任監査法人トーマツ)に入社。デロイトのミラノ事務所、ニューヨーク事務所勤務を経て、2013年11月からボードメンバーに就任。2015年11月1日、包括代表に就任。


あなたの才能が開花する場所、それはトーマツ

会計士として飛躍する場

人工知能(AI)が人間の能力を超える「シンギュラリティ」が2045年に、あるいはもう少し早く到来するともいわれています。少し先の未来は、これまでの延長ではない、想像を超えた世界が待っているはずです。では、職業としての会計士を考えたとき、社会に対してどのように貢献していくべきでしょうか。会計士になることは、大きな広がりや可能性を持つことです。日本企業を通して日本経済に、さらにはボーダーレスに展開するビジネスに密接に関わりながら世界の経済や社会全体に貢献できます。AIの台頭やITイノベーションの波によって仕事の方法は変わっても、会計・監査や業界に関する知識、企業への深い理解を持って、数字の先にある経済や社会の問題に深く入り込み、経営者と対等に話し合える会計士として、働きがいや誇りを持ち続けることが重要です。この観点から、トーマツには飛躍する場があると自負しています。

デロイト トーマツ グループおよびデロイト グローバルは、日本および世界ベースで、Big4と呼ばれる総合プロフェッショナルファームでトップの業務収入を誇ります。数字面だけではなく、実質的にもNo.1のファームとなるべく、プロフェッショナルが活躍するのに相応しいフィールド、すなわち、そこで働く人がその仕事を通じて社会に貢献しているという誇りを持つことができる環境を整えています。

トーマツは1968年の創立から間もなく50周年を迎えますが、高みを目指し、先んじて新しいことに挑戦する姿勢を貫いています。創業時から国内にとどまらず国際的な監査法人にしていこうという精神を引き継いできています。ここ数年の環境変化の中では、監査にアナリティクスを活用する「Audit Analytics」を他に先駆けて2012年から取り組んでいます。また、より高度な監査品質環境を構築するため、情報セキュリティマネジメント規格ISO27001を今年、大手監査法人で初めてグループ全社で取得しました。

人を大切にするトーマツの文化

トーマツには、積み重ねてきたいくつかの文化があります。そのどれも、人を大切にするものです。

上司や部下に関係なく、相手に対してきちんと自分の意見を言える文化があります。業務ではチームとして動く場面が多く、各自がチームの中で意見を言う、チームとして各自が自分の責任を果たすことが好循環を生みます。チームのことを考えながら動き、助け合いながら目標を達成し、一日、一カ月、一年と、チームと個人の両方が成長することで、自分の仕事が法人や社会に貢献していることを実感でき、やりがいにつながります。そこで土台となるのはトーマツに流れる風通しの良さであり、互いの信頼関係です。きちんと意見を主張することは、社内だけでなくクライアントとの関係において監査人として不可欠な要素であり、その力を養う環境があります。

また、「やりたい、やってみたい」と思った人には、できる限りそれに挑戦してもらうという、若手のやる気を大事にする文化があります。シニアの人は自分が先輩たちにいろいろ教えてもらった経験があるため、それを次世代に伝えたいという思いを持っています。自分も挑戦の機会をもらい失敗したことがある分、うまくいかない若手にはアドバイスし、応援しようとします。先輩から受け取った襷を後輩につないでいこうとする伝統があり、これは本当に大事にしないといけないと考えています。

人が育ち、高まる品質

トーマツは「Quality first」をスローガンに掲げ、品質の透明性、品質に対する揺るぎない誇りを持って、日本の経済社会を明るく照らす存在でありたいと考えています。監査の品質は人がつくるものです。高い品質を生み出すには人材が最も重要です。個人がプロとしての意識を持って仕事に臨み、結果を出していくことが、総合的にチームとして品質の高い仕事につながっていきます。新人でいえば、初めて働き始めたときに、きちんと仕事を学び、覚えることが大切です。真っ白なキャンバスに最初に色をつけるときに、目線の置き方や、どこを目指して仕事をするかがその後の働き方を大きく左右します。したがって、早い段階から、業務への向き合い方や仕事のポイントについて、チーム内で意見交換しながら、会計士として重要な要素を養っています。トーマツには、高い目線を持ち、日本一、世界一の品質を備えた仕事のできるプロフェッショナルを育てようとする土壌があります。そうした環境により、各人が自然と高い目線で仕事を行い、結果として高い品質を形づくっていくのです。

グローバルとクロスビジネス

トーマツの強みとして、グローバルとクロスビジネス(※1)の2つを挙げたいと思います。グローバルで活躍する多くの人材を輩出すべく、積極的に機会を設けています。世界150を超える国・地域に展開するデロイトのネットワークを活用し、駐在や研修を通して海外で働くことができます。私はミラノとニューヨークで働きましたが、バックグラウンドの異なる多様な仲間と働く喜びを経験しました。海外のデロイトには1,000名超の日本語に堪能なバイリンガルのプロフェッショナルがいて、現地では彼らとも協働して日系企業を支援しました。また、クロスビジネスもキャリアを形成するうえでの魅力になります。トーマツが中核を成すデロイト トーマツ グループは、グループ内の法人の垣根がとても低いことが特長です。グループには、公認会計士、税理士、弁護士、コンサルタントといった専門家がおり、1万名以上の陣容からクライアントの悩みや要望に応じたチームが形成されます。その中には、ITや年金、不正調査といった内部専門家もいて、公認会計士と協働しています。デロイト トーマツはグループでワンチームとなって動くという意識が強く、法人を越えて急な電話やメールの相談に応える、すぐに会って議論するといったことは珍しくありません。また、監査を経験した後にファイナンシャルアドバイザリーや税務に携わるといった、グループ内で異動する道もあります。最初に監査業務を数年間経験したことで、一つの企業を多面的に見られる能力が身につき、新しい業務でも大きく伸びることもあります。キャリアを積みあげながら、自分がどういう方向にいきたいかを選択していくたくさんの道がトーマツにはあります。異なる専門性を持つ仲間と仕事をすることで、多くの刺激を受けながら経験を積み、一流のプロフェッショナルになっていただきたいと思います。

多様な働き方と女性活躍の推進

プロフェッショナルとして活躍するためには安心して働ける環境が必要です。そこで働く一人ひとりの働きがいと働きやすさを実現するとともに、多様性を受け入れる風土を醸成するためダイバーシティの推進に取り組んでいます。なかでも女性活躍は重要テーマです。プロフェッショナルとしては男女に区別はなく、トーマツには多くの女性リーダーが活躍しています。出産や育児といったライフイベントを迎えたときには、在宅勤務制度やフレキシブル・ワーキング・プログラム(※2)などを利用することで、働きやすい環境づくりに努めています。女性の活躍はまた、組織が成長するアクセルにもなります。女性と男性では異なる視点を持つことが多く、女性の発言によって会議の議論が活性化したり、仕事の進め方で新しい工夫が提案されたり、女性活躍による変化が生まれています。世界全体で不確実性が高まる中、あらゆる角度から思考することが今後ますます求められます。多様性を受け入れ、組織に根付かせていきたいと考えています。

プロフェッショナルとしてのやりがい

私は、各人の個性を尊重し能力を発揮できる生きがい、プロフェッショナルとしてのやりがいを一人ひとりが感じられる場を創り出していくことを大切に考えています。法人を挙げてパートナーや先輩たちが職員の進むべき方向性を示しサポートします。各自が自分の未来や進むべき道筋を見出し、プロフェッショナルとして成長し、やりがいを感じられるよう、チームと組織による環境を整えています。また、私自身、パートナーや職員との対話を重視しており、毎月の職員との意見交換会や各地の職員との交流では多くの気づきを得ることができ、とても楽しみにしています。トーマツの唯一の財産は“人財”です。あなたの才能を開花させる場所がここにあります。飛躍しようとする人を私たちは全力でサポートします。

※1:各法人の枠を越えて有機的に連携すること ※2:仕事と家庭のバランスを保ちながらキャリアアップを目指す制度