公認会計士試験合格体験記
皆さま、こんにちは!新潟事務所のK.Watanabeです。今回は私の論文式試験合格までの道のりを、失敗談も交えつつご紹介したいと思います。
短答式試験編
私が初めて受験した短答式試験は、令和4年度第1回でした。この回では、財務会計論が4割しか取れず、不合格でした。しかし、ボーダーまで5%と、手応えを感じることができました。
私の大きな失敗は、第1回の短答式試験を終えてだらけてしまったことです。財務会計論さえ固めれば余裕で合格できると、勉強を全くしない日が続いていました。その結果、第2回の短答式試験は第1回をはるかに下回る点数しか取ることができずに不合格となってしまい、ようやく自らの意志の弱さに気づくことができました。
そこからは、毎日朝から夜まで図書館に行って勉強するようになり、令和5年度第1回の短答式試験で無事に合格することができました。
論文式試験編
ここで私の受験生活の中で最大の反省点に直面します。短答式試験であれほど後悔したにも関わらず、またもや勉強を怠ってしまったことです。8月まで時間はたっぷりあると甘く見て、毎日1~2時間程度しか勉強しない日々が続いていました。必要な勉強量の多さに焦り始めた時にはもう遅く、惨敗を喫してしまいました。
論文式試験で不合格となった瞬間は、年に1回しか実施されないことや短答式試験が免除される期間も限られていることから、後悔がかなり大きかったです。また「次も不合格だったらどうしよう」というプレッシャーも襲いかかってきました。もう同じ経験を繰り返したくないという一心で毎日勉強し、令和6年の論文式試験で無事に合格することができました。
皆さまに伝えたいこと
私が皆さまに伝えたいことは、継続することの大切さです。
合格者の中には、育児や仕事などで限られた勉強時間の中でも合格される方や、短期間で合格される方もいます。しかし、そのような方々も含め、多くの合格者の共通点は、メリハリはつけつつも継続的に勉強していることだと感じます。
答練の結果が悪かった時や体調がすぐれないなど、勉強のやる気が起きない時も長い受験生活の中ではあると思います。そのような時でも適度に休みつつ、勉強を継続することが合格に一番必要な事だと思います。
1人でも多くの方が悔いなく試験終了の時間を迎えられるよう応援しています!
(先輩との業務中の写真です。右側が私です。)
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