先輩紹介

矢島 淳太郎
矢島 淳太郎

公的機関の行財政運営の最適化をサポートし、社会に貢献する

パブリックセクター・ヘルスケア事業部(福岡事務所)
マネジャー
2012年入社

J.Yajima

2012年に入社後、東京事務所にて監査業務や自治体アドバイザリー業務を担当。
2017年からは日本公認会計士協会専門員として国際公会計基準(IPSAS)審議会への出席や業界誌への寄稿を行うなどの活動も行っている。
2024年7月からPSHC事業部福岡事務所に赴任。


パブリックセクター(公的機関、学校、農協、NPOなど)やヘルスケア(医療法人、社会福祉法人など)は法人格ごとに適用される会計基準が異なるため、高い専門性が身につきます。法人の枠を越えた活動の機会に恵まれることも多く、私自身は日本公認会計士協会の専門委員として国際公会計を担当しており、アラブ首長国連邦で開催された国際公会計基準(IPSAS)の国際会議に参加し、議論の内容を業界誌に寄稿するという経験ができました。

民間企業と比べるとパブリックセクター・ヘルスケアの情報開示制度は発展途上であるものの、公認会計士が活躍できるフィールドは年々拡大しており、早い年次から幅広いアドバイザリー業務に関与できます。特に地方自治体などでは、発生主義・複式簿記による財務諸表の作成や内部統制制度を構築する動きが進んでいるため、これまで以上に公認会計士の活躍が期待されています。例えば多くの地方自治体は少子高齢化による人口減少に伴い財政状況が急速に悪化し、公共施設の維持が困難となり、運営の見直しが求められています。

そこで私たち公認会計士が資産管理の業務フロー構築や事業別財務情報の開示をお手伝いし、財務状況を正確に把握する仕組みを整えることで、より効率的な行政運営が可能になります。こうした財務情報の透明化・財務の健全化の支援は公務員の業務効率化にもつながり、まちづくりや地域の発展、人々の暮らしを豊かにするお手伝いにもなるため、大きなやりがいを感じます。

PSHCの分野は様々な制度改正がなされているので、今後は現状の制度に合わせたサービスの提供だけでなく財務報告や会計監査の制度設計にも関わり、自治体に新たな外部監査制度を導入するなど、制度そのものをつくっていく仕事に携わりたいです。

My Well-being

Jリーグ観戦に夢中です

趣味はサッカー観戦で、地元チームの試合は毎週末欠かさず観ています。ときには妻や学生時代の友人とスタジアムに行き、会場の熱気を感じながら気合を入れて応援しています。2020年1月に開催された天皇杯決勝(ヴィッセル神戸×鹿島アントラーズ)も、完成間もない新国立競技場で観戦しました。

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